コミュニケーションに役立つエリクソン催眠

エリクソンの話す言葉の意味を考え人とのコミュニケーションに活用してみる事はそれがひつとのコミュニケーション向上ツールとして役立つように感じています。

相手には問題はなく相手にあるものは全てリソースとして捉えます
大切な事は、リソースをいかに柔軟に活用していくか
その為には相手を観察して相手にペーシングをしていく。
その柔軟性が最も大切な事なのです。

相手の心理的な警戒心とか懐疑心というものを取り払っていくような、あるいはそういい気持ちが起きないようにするという意味において、非常にコミュニケーションに有効なものです。

多くの人は、過去の体験から身につけたものから認識、枠組み、常識をつくりそれを理想の考え方としてしまっています。
過去の延長で未来を考えてしまうという構図があるわけですね。

では具体的にクライアントとの接し方を見てみます。

1. クライアントに備わっているリソース(資質・気付かれていない強み)を聞きそれを明らかにする

2. クライアントのもつビリーフ(信念・観念・価値観)を理解する

3. クライアントのビリーフを利用してリソースを育てる
エリクソンの暗示における高いヒット率は、エリクソンの感覚が鋭かったことや細部に注意を向けたこと、そして、特にクライアントの価値観を利用したことによる

4. リソースを育てて、問題に直接的または間接的に結びつける

5. 第4段階は、一歩一歩段階を踏み、信頼関係を結び、動機を高め、常にクライアントの反応性に気を配ることで、最もうまく行われる。エリクソンは、クライアントが自ら何かをするのが最良の学習法であると信じていた。治療はクライアントの価値観に対して適切に行わなければならないと考えていた。

6. あらゆるクライアントの行動は(抵抗でさえも)、治療的に受け入れ、利用することが出来る。あらゆる状況は、治療的に受け入れられ、利用される。

7. ドラマは、指示への反応性を強化するために用いられる

8. 考えを示す前に、予め種を蒔いておくと反応が起きやすくなる

9. 全てを左右するのはタイミングである。治療には、進むとき、休むとき、復習するときがある。これらの時期に、あまり注意していないと、しばしば抵抗が起こる。

10. セラピストもクライアントも、期待していることが必要である

11.仕上げをする(Follow thrrough)。これは介入がどの程度効果的であったか調べることも含んでいる。
そのためにクライアントに、セラピストの前で新しい行動を取らせる、という方法もある。また、クライアントにフォローアップのための連絡を取る、という方法もある。他には、クライアントにイメージの中で新しい行動を取らせる、という方法もある。仕上げをすることと、種蒔き(seeding)とは巨視的にも微視的にも認められる。治療の各段階で種が蒔かれ、治療的反応が引き出されているかどうかが試される。