facebookやTwiitter等を開く度に表示される4万円から始められるという「キレイライン」矯正を始めました。その事について備忘録、私が何故矯正をそして「キレイライン」を選んで始めたか等について書いていこうと思います(内容は随時追加更新をしていきます)。
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前歯のガタガタがコンプレックス
子供の頃から前歯の2本が出っ歯でその横が奥にひっこみ、下の歯とギザギザに噛み合っているが悩みでした。就職先が歯科に関連するIT会社。仕事で関わった歯医者さんからも矯正を何度かすすめられましたが、両親に相談したら「病気じゃないしそれはお金の無駄遣」と言われていました(歯に無頓着な両親だった事もあり私の虫歯も増殖し放題)
その後、前歯がやはり気になって20代の後半に銀座にあった矯正専門の歯科医院に相談に行きました。やると決意したその日に、歯科助手をしていた友人から数年ぶりの連絡をもらい、矯正の話をしたら、「絶対にやめた方がいい!」と断言されました。仕事で矯正が合わず頭痛もちになったり、痛くて寝られない、肩こりになった等のトラブルを沢山見てきたからという事でした。そこまで強く言われると悩みまして結局やめました。
かかりつけの歯医者で矯正を何度も進められる
歯に対するリテラシーの低い両親に育てられた事から歯にかなり無頓着だったこともあり、歯は気が付けば虫歯だらけ。最先端でレベルの高い歯医者に通院して歯に対する知識を高めようと思って近所にあった先端医療分野に強い自費専門の歯医者に通い始めました。
ここ(中央区にある歯科医院)は保険が使えませんので、小さな虫歯1本の治療が1万5千円。根幹治療すると10万超え。歯のクリーニングも1回1万5千円。そこの歯医者でこれまでに治療してもらった歯をみてもらったら「殆どの歯が適当に治療されて閉じられており、虫歯もなおされてない。しっかり接着もされてないので隙間からどんどん虫歯が広がっている、根の治療も途中で放り出されて閉じられている、酷い歯医者にあたっててあなたの歯は可哀そうすぎる」と嘆かれました。
そこに通ううちに「矯正したら?その方が歯は綺麗に保てるし長持ちするから」と何度も進められるようになりました。歯のガタガタが長年の悩みの私にとってはホットな話題。ただ、ここの歯科医院、高額なので、矯正治療は約80万程度と言われましたが、クリーニング等々を含めると多分100万はしっかり超えるなと。若い頃はある程度稼ぎがありましたが、ここ数年は派遣社員生活。貯金がないわけではないけれど老後の資金や趣味の投資資金はあまり減らしたくないという思いで悶々としていました。多分、20代で稼ぎも良かった頃なら速攻申し込んでましたけど残りの人生の時間を考えると迷う。
入れ歯の費用にとっておいたらいいのではないかとか。苦笑。
Facebook、Twitterで「キレイライン矯正」が視界に入る
そんな時に視界に入ったのが「キレイライン矯正」。広告がうますぎです。初回2万円から始められる矯正。お金の心配があるけど矯正したい私にピッタリの広告。ただSNS、ブログ色々見たけど情報は殆どなし。これでは全くわからない。
かかりつけの自費の歯医者さんに思いきって話をしたら、「そんなの失敗したらかえってずっと高くつく事になるからやめた方がいいわよ」
その時、衛生士さんが「この程度の前歯の矯正なら半年あればいけますか?」という問いかけに対して、医師が「この歯は咬み合わせがそもそも全然だめだから最低4年はかかる」という会話が耳元から聞こえてきました。
4年!?もかけたらほぼ50歳!その瞬間にそれは嫌って頭をよぎりました。間食も好きだし、この高級歯医者に4年通うなんて経済的にも無理かも、、、途中でギブアップしたら余計リスクあるのではないかと心配に。
この歯医者が上手な事は何度か治療をしてもらいその説明やレントゲンの写真(他医院での治療との比較説明)から納得はしていました。ここにお願いすれば間違いない事は確実と思います。でも、若くもないので経済的な負担が大きく悩みます。夫に相談しても「僕はその歯並び全然気にならない」と。私の興味関心は噛み合わせではなく、前歯のガタガタでした。
「キレイライン矯正」初回健診に申込
広告を始めて見てから情報収集に実際には1年ぐらいかけた?ような気がします。Twitterでちらほら矯正された方の情報を見てものは試しに初回健診を受けに行こうと決意しました。
LINE登録して職場から近い高田の馬場にある歯科医院を選択して申込をしたら予約は約1カ月後。混んでおり全く予約がとれません。それは想定外でした。
初回健診を受診し、その場で「キレイライン矯正」を契約
医院と何度かやりとりをして平日の昼間に予約がとれて向かった高田馬場矯正はまで出来て間もない新しい歯医者。中は白を基調に、スタッフさんも美人揃えにとにかく綺麗です。ちょっとまずったかなと思ったのが、多分ここの歯科はキレイライン専門に作られた歯科医院なのだろうという事。QBハウスのカットのように、お客さんをどんどん入れて沢山まわしていくという方針が見えるようなシンプルさです。色々な矯正を行っており、そのひとつのラインナップにキレイラインというのであれば知識の蓄積もある歯科医が対応してくれそうですが、ここはキレイラインの工場のよう。
他にリストアップされていた歯科医院さん、私が以前歯科業界に関わるIT会社にいた事もあり名前を知っている所もいくつかあるのですが、どの歯医者さんも新しい仕組みやシステムを好む傾向のある所。何故なら私の勤めていたベンチャー企業が開発した新しいITシステムの納品先でもありましたから。
初回健診、申込をするとコースが安くなるんですね。医院を変えるかどうしようかと思いましたが、また他で予約りなおすの面倒だし、こここはここでキレイラインノウハウが蓄積されていくかもしれないしまあいいかと思いました(決断したら結構適当)。
上の前歯のがたつきが気になっていたのですが、歯科医さんに言われたのは、上の歯より下の歯をなおす方が大変と。何故なら顎が小さくて全然おさまっていないのでと。下を広げる為に拡大装置(1つ4万円)が必要と言われました。上はなくてもいけそうだけどバランスが悪くなるので付けた方がよいという事。歯は削っても良いか削らない方が良いかを聞かれたので、もしかすると削って良いと伝えたら、拡大装置はなかった?のかもしれません。聞いてないのでよくわかりませんが。
途中でのキャンセル返金も受けられると聞いたのでまずます安心して申込をしました(脱毛エステのコースと仕組みが似ており、回数に応じて返金額が減っていくというもの)。7回コースでも私の希望通りにはなりそうですが微妙という感じ、最後の微調整で結局追加される人も多いという事で10回で申込み。拡大装置を上下プラス(合せて4万円)で約40万円ほど。通常の矯正の約半額。
ネット上にはこの歯科医院の情報もキレイラインの情報も殆どありませんから最先端分野の外国株にでも投資したような気分です。安定志向の人にはまだあまり進められないかな。
その場で契約をしましたので1回目の型どりが行われました。来院してから出るまでトータル1時間程度でしょうか。マウスピースの完成に約1カ月という事で次回の予約をして帰りました。
1回目のマウスピースを受け取り、装着の練習
1回目のマウスピースを受け取りました。
その日に渡されたものは、ソフトのマウスピースの上下、ハードのマウスピースの上下、収納用のケースと、歯の模型とマウスピース専用の洗浄剤です。
受け取った歯の模型
左側が上の歯で前歯が出っ歯になっています。下はガタガタ。
上下の噛み合わせがズレています。
ソフトのマウスピースは最低7日間装着。その後にハードのマウスピースを最低42日間装着。
渡されたソフトのマウスピースを使って装着の仕方の練習を行いました。つけ外すと凄い勢いでよだれが出ます。これ外出時に気軽に外すのは恥ずかしいレベル。そして装着した状態で拡大装置の為の型どり。
注意事項としては、1日20時間以上装着、1回の外す時間は1時間まで、色のついた飲み物は歯が着色されるので禁止、飲んでよいのは水か炭酸水のみ。もちろんお菓子等もダメ。飲み会は1時間程度食べのみしたら歯を磨かなくても良いからとにかく装着はする事と。熱湯で洗うと変形するのでダメ。歯磨き粉には研磨剤が入っているので歯磨き粉でマウスピースを洗うのはダメ。
この日は来院から帰宅までの所要時間は約1時間弱程度。
次回の予約はハード装着後の2週間後という事でその日の予約をしその日は終了しました。
キレイライン、1クール目装着開始
受けとって装着を開始した初日。矯正始めたという高揚感にかられてまして、それほど痛みはありませんでした。
2日目になって初めて、痛いという事に気が付きました。歯が猛烈に痛みを訴えてる。切ったり転んだりして怪我をした時の痛みというのではなくベルトをきつく締めすぎて苦しいっていう痛み。外したい外したいと思い何度かトイレにかけこみ外してうがいをいてそしてはめなおすというのを繰り返しました。
頭痛も出てきて、なるほどこれが友達に言っていた頭痛か!と思いました。
気が狂うと思ったので、この瞬間ばかりは契約1回にしておけば良かったと猛烈に後悔し、さらには矯正してる人たちがみんな尊敬に値する!と思いました。
この心配は予備知識により少しあったので初めての装着は週末にかかるようにしていました。仕事中にその状態だと全く集中出来ない予感がありましたので。
3日目の晩には首を絞められているような悪夢をみました。
締め付け感が半端ないのですね。
ネットにある少ない情報を見ると3日過ぎるとなれるとありまして、とりあえず3日を我慢すればと祈りながら乗り切りました。
4日目に入るとだいぶ締め付けが減って確かに楽になりました。日を追うごとに痛みが落ち着いてきました。
7日目のハード装着予定日、ソフトの始めの事を思うとちょっと萎えるのですね。
6日目の晩に友人たちと飲みに行っていまのこの酔った状態なら痛みの痛覚鈍いに違いないと思って、装着して寝ました。
思った通り、ソフトの時ほど痛みもなくです。
因みに初めの頃はつけ外す度にダラダラ出ていたヨダレも殆どでなくなりました。
それと、外す時間が長くなるとすぐに戻るのか?次につけるときの痛みレベルが少し上がるのでむやみに取り外さなくなりました。
間食出来なくなる事にがっかり感がかなりあったのですが、いざつけ始めてみるとじんわり痛いし、お菓子なんて食べたくないって脳が拒否する事がわかりました。虫歯にもいいかもと改めて。どうせなら20代の頃にやればよかったなと思ってます。でもやるなら今のかかりつけの自費歯科医さんがいいので、こればかりは巡りあわせが悪かったという事で。
あと、装着して気が付いたのですが、マウスピースは歯の真ん中が合うように設計されています。そうすると、咬み合わせがズレました。今後これがどうなっていくのかは様子見です。もともとずれていたものが真ん中になるわけであり、元がズレていたわけで、キレイラインでは噛み合わせは治せないそうですから、ズレは違うズレに変わるだけ、これってどうなんでしょ。
それから少しずつなれ、いま、次回予約待ちです。 続きは追って更新していきます。