NLPの生みの親バンドラーが語る今すぐ人生を好転させ真の成功者になる25の秘訣
様々な問題についてのエクササイズ(ワーク)の詳細が記述されている本。どのエクササイズもシンプルに5,6個にまとめられており、NLP経験者であればそのワークに直ぐにとりかかれる内容になっています。
- 目次 -
あなた自身の脳を知る事に取りかかる、心の目録をつくる
思考のクオリティ、サブモダリティを理解します。身体は脳の拡張部分としてとらえられ、各臓器も脳のシナプスのように精妙に繋がっており、そのフィーリングはじっとしていることがなく、常にある4つの方向に向かって動いているとバンドラーは考えています。それは前方向、後ろ方向、右方向、左方向。「その感覚は、どの方向へ動いていますか?」と質問をしそれを手で表現するように問いかけてみるとよりその動きをはっきりと認識出来ます。
サブモダリティ
私達は5感を使って外の情報を得ています。何かを考える時には、その意味や内容よりそれに付随するイメージや音や場所や味や香りがあり、それをバンドラーはサブモダリティとよびます。
視覚のサブモダリティ
イメージの数、動画/静止画、サイズ、形、カラー/白黒、焦点があがっている/ぼやけている、明るい/薄暗い、空間における位置、境界がある/ない、平面的/立体的、アソシエイト/デソシエイト、近い/遠い
聴覚のサブモダリティ
音量、ピッチ、音色、テンポ、トーン、継続時間、リズム、声の方向、ハーモニー
身体感覚のサブモダリティ
身体における位置、感触、温度、脈拍、呼吸の強さ、圧力、重さ、強さ、動き/方向
嗅覚・味覚のサブモダリティ
甘味、酸味、苦味、芳香、匂い、刺激性
乗り越えること
人間の強い本能はサバイバルではなく、慣れ親しんだものを見る必要性があり、ホメオスタシスを意識すると世の中がとてもシンプルに見えてきます。人は見知らぬことに恐怖を覚えています。それに慣れる為には、恐怖ではなく望む夢や希望のありたい状態が何度も何度も繰り返し行われる必要があります。
- 否定的な暗示を乗り越えるエクササイズ
- もっとためになる暗示を築く(個人の歴史を変える)エクササイズ
- あなたの恐れを笑い飛ばすエクササイズ
- 不快な記憶を変えるエクササイズ
- 役に立たない思考を消し去る、等
時々自分に対して意地の悪い事を言ったり、絶えず自分を批判しているような事がありませんか?そんなネガティブな思考を中断さえるためにとても効き目のあるマントラ(呪文)は「黙れ!」という言葉だそうです。シンプルで使いやすいので試す価値はありそうです。何か自己批判的な言葉が思考を占領したら「黙れ、黙れ、黙れ!」と唱えてみてください。
深いな記憶を変えるエクササイズ
1.もうこれい以上考えるのをやめたい記憶のことを考えてください。2.そのサブモダリティを確認します。記憶の映像を静止画にして、サイズを小さくしましょう。3.その記憶の終わりまで飛ばして、その画面を静止画にします。そして白色にするつまみがあると創造して、それをつまんでとても素早く回し、映像を真っ白にします。4.これを3回繰り返してください。5.映画の終わりの画面に自分が登場しているところを観ます。映画を逆回しにすると、景色も逆に見え、音もすべて逆回しに流れていきます。あなたの体の中のフィーリングも逆方向にスピンさせましょう。6.その不快な記憶のことをあなたが考えようとしても、このプロセスを繰り返せば繰り返すほど、それを思い出す事が難しくなります。
乗り切ること
- 自分が非喫煙者であると確信するエクササイズ
- 回復のための決心をするエクササイズ
- 大きな行事のための助言のエクササイズ
- テスト(試験や面接)を乗り切るエクササイズ、等
取りかかること
- 物事を楽しくするエクササイズ
- もっと恋に落ちるエクササイズ
- 最後までやり通す決心をするエクササイズ
- もっと寛容になるエクササイズ
- もっとやる気になる(モチベーションを上げる) → 望むことをサブモダリティーのイメージを大小させるようなエクササイズです。
- 口説きの秘訣 → いいなと思う人に微笑みかける、魅力的に話かける自分の姿をみてその映画の中に入ります。1つ目、拒絶された場合は、自信に満ちた笑顔でその人と時間を無駄にしなくてすんだことをうれしく思い、開いては損をしたと感じながら立ち去るというものです。2つ目は相手に気分よく感じてもらえることにフォーカスし、楽しんでいる想像をします。