調和と五感🌿

米国NLP協会認定 NLPプラクティショナー講座 後半まとめ

講座でとったノートをもとに、講座の内容を備忘録かねて纏めます(受講は2016年)。乱筆のメモを纏めているので抜けている部分も多々ありますが、NLPに興味を持たれ講座の受講を考えられている方に講座の流れを知る参考になったらいいなと思います 。後半として講座の第5回~8回までを纏めています。9回と10回はワークが中心でほぼ記録しておらず、最後の課題のお話はネタバレになりますのでこちらでは詳しく紹介はしないようにします。

第5回

表象(代表)システムについて

リードシステム: その時々で変わる。記憶を思い出していく時に表象システムがくっつく

共感覚:5感の全てを使っている、そのウエイトをどこにおくか 

ex)夏の海を思い出してください → 太陽、海(V)、カモメの鳴き声(A)、じりじりした照り返し(K)    携帯の音を聞く → まずiphoneを思い浮かべる(視覚)

オーバーラップ(重ね合わせ技法)  

ex)大勢の前で話をする時に、視覚、聴覚、体感覚にオーバーラップさせていく それをぐるぐる回していると、それぞれどこかにカチンとはまる事がある

トランスレーティング(翻訳) 

ex)主人が建築家の人、スーツを買う時には織を見たり、視覚を使う。奥さんは仕事は視覚だけれど普段は身体感覚が優位ですぐにぺたぺたするタイプ。主人はキッチン用具を美しく並べたくなる、妻は使い勝手重視の配置。 主人「もしお前が家に帰ってきて玄関が足がざららして~」→ その人の世界に合わせて言葉を作る。

アクセシングキュー

声の高低、姿勢、目の動き、呼吸のパターン(イラスト)
観察する事で相手を知っていく事が可能になる
相手の表象システム、地図、経験を知りたい

ステートマネジメント

・心の状態(感情) (^^) ( ;∀;) ・体の状態 (-“”-)

ex) Aさんが前に出てサブモダリティの変化について、先生のデモのお手伝い
先生:「好きなデザートを想像してください」
Aさん:「はい(イチゴを想像)」
先生:「デザートの色をモノクロにしていってください」
Aさん:表情が変化する
→色が変わっただけで気持ちに変化が出る

デソシエイト → 傍観者の知覚

アソシエイト → 当事者の知覚

内容だけがステートに影響を与えるわけではない。絶対的と思っていても変えられる。
「君ならやれる」という励まし方ではなく、サブモダリティを調整して状態を変えてあげる。体験の質や意味も変えてしまう事が出来る。

ワーク

第6回

フューチャーペーシング

近い未来のある場面を思い描く
1)ワークの有効性を確認する
2)メンタルリハーサルとしての働き→心と体を整えさせる

メンタルのリハーサルになる。自分が向かう方向性について次に何が出来るのかなと考えていく。近い将来ああたが〇〇の状況になった時の振る舞いの想像

スイッシュパターン

視覚を使ったサブモダリティを短い時間で入れ替えるクリスティーナさんとバンドラー氏はサブモダリティを変化させるワークが好き望ましい状況に進む一歩、プログラムを切り替えていく学習の流れを切り替えるのがスイッシュパターン

リソース

リソース(資源)【リソース】アウトカムを達成するために役に立つあらゆるもの。外的なリソース、内的なリソース時間、人脈、お金、持ち物、ものの見方、考え方、性格、個性、知識、経験、情報、能力、技術、etc

チャンク

チャンクサイズ、思考の柔軟性
チャンクサイズによって脳内マップが違う一般的、全体的なのはビッグチャンカー具体的、個別的にはスモールチャンカー全体、抽象、概念的 ⇔ 詳細、具体、個別的

スモールチャンカ― あいまいビッグチャンカ― 世界市場に進出だ、必要な事は全て行うぞ、スモールチャンカ―はいちいち細かい。

チャンクサイズの違いを埋めるのは「柔軟性」チャンクのはしごを上りおりする

ワーク

第7回

NLPを勉強する事で、脳内マップ、脳の組織化をときあかすそのプロセスをときあかす。 私たちの脳は常に行先を求めている 。

アウトカム

形の整えられたアウトカム

「ピンクの象を決して想像しないでください」そういわれると思わずそれを想像してしまうのが脳の働き。
日本人が好きな言葉、「絶対に負けられない戦い」、かっこよく聞こえるがこれではどこに行きたいのか脳はわからない。
ヨーロッパの人達は「チャンピオンになる」など明確に目標をイメージ出来る言葉を使う。アウトカムが低すぎるとやる気がなくなる。吸引力がなくなってしまう。

TOTEモデル

目標の達成に欠かせない行動の基本構造T.O.T.E.とはTest(テスト)Operation(操作)Test(テスト)Exit(退出)の略です。肯定的な結果が得られるまで、このループを継続し、最後に退出(Exit)をします。 
<<現在の状態>>INPUT(入力)⇒TEST ⇔  operate(操作)柔軟性が大切である。普段と違う事をしてみる。⇒Exitt(出力) 目標の達成

ニューロロジカルモデル

出来事を自分のどの領域で受けとめているかが重要。そこでうまくいっていなかったら一つ上の段階に引き上げてみる。環境について不満を言っていたらその行動について尋ねてみる。

ロバートディルツはチャンクサイズダウンが得意であり、バンドラーはチャンクが大きい。

ワーク

第8回

アンカリング

特定のステート(感情、体の状態)とダイレクトに結びついた、5感の情報。ステートが振る舞いの根本になる。ステートをコントロールする事が出来る。これまでは受け身でのステートだったが、どんなステートでいたいのか、ずっと考え続けていく。

アンカリングはステートをコントロールする大きな助けとなる自分という人間と上手く付き合う事を学んでゆく。

赤信号と青信号。反復した結果、繰り返しの経験強い経験が1回あってもアンカーになる良い経験もアンカーになる例えばアメリカ旅行。ネクタイとロレックスがアンカーになる事もある。身の回り、〇〇に触れると思いだす。 例えば紺のカーディガンを見ると、愉快なおじさんを思い出す。

変化を作り出す流れ

ペーシング

ラポールの構築

5感に基づく情報、アウトカム、ラポール

アウトカム、リソース、リーディング介入
5感に基づく情報、アウトカム。全てのベースはキャリブレーション。

ワーク

NLPプラクティショナーの講座を終えて

最後の9回~10回はグループ課題の発表がメインでしたので省略しました。気が付くとあっという間の10回講座でした。初日に自己紹介を聞き始めた時は北海道から関西方面まで様々な地域から人が集まり、かつ経営者や重役に加えて、プロコーチ、カウンセラー、セラピストなど心を扱うプロも多くとなんか場違いな所に入ってしまったと身が縮まる思いでしたが、先生や皆様の温かさに支えられて沢山のワークを通していつの間にか居心地よく楽しい時間を過ごすことが出来ました。

皆さんが講座へ持ち寄る様々なお土産お菓子を食べながらのお喋りも楽しく、結局皆様とのご縁を暫く楽しみたくマスタープラクティショナーも続けて受講しています。続きはまた別ページにてご紹介します。

書籍のご案内

私が受けた講座の講師の鈴木先生が書かれた著書をご紹介します。NLP業界の草分け的な存在であり、日本のNLP業界の源流に位置され、NLPのトレーナーやコーチの方は先生のもとで学ばれた方がとても多いそうです。

講座講師が書いた著書



日本一やさしいNLPの学校

米国NLP協会代表者が書いた著書

NLPの講座は高くてと躊躇されている方には是非読んでほしい一冊。タイトルにあるように言葉をどう使うかによってその結果が全然変わるという事を学べます。


言葉を変えると、人生が変わる~NLPの言葉の使い方